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朴大統領が改めて謝罪 談話発表

親友の国政介入疑惑について謝罪する朴槿恵大統領=2016年11月4日午前、韓国YTNテレビより

 【ソウル大貫智子、米村耕一】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は4日、親友の国政介入疑惑に関し、青瓦台(大統領府)で国民向け談話を発表した。検察による捜査受け入れを表明し、「過ちが明らかになれば、すべての責任をとる覚悟だ」と述べた。朴氏自身の事件への関与が明らかになった場合、重大局面を迎える。現職大統領に対する検察の捜査は、実施されれば初めて。

 韓国の憲法では現職大統領は訴追されず、捜査は不可能との解釈が一般的だった。だが元側近の相次ぐ逮捕で朴氏自身の事件への関与が疑われ、受け入れ表明に追い込まれた。捜査は近く行われる見通し。

 朴氏が一連の問題で謝罪するのは10月25日以来2回目で、野党は即時退陣の要求を強めている。世論調査会社「韓国ギャラップ」によると、朴氏の支持率は1~3日の調査で5%まで低下し、1987年の民主化以降、最低となった。

 ソウル中央地検は3日、朴氏の親友の崔順実(チェ・スンシル)容疑者(60)に逮捕状を執行。地検は職権乱用などの容疑で逮捕状を請求していた。3日には朴氏の元側近のチョン・ホソン容疑者を公務上秘密漏えい容疑で逮捕した。朴氏の政策調整首席秘書官だった安鍾範(アン・ジョンボム)容疑者(57)も2日緊急逮捕された。

 朴氏はテレビ放映された4日の談話の冒頭、「国民に取り返すことが難しい心の傷を与え、大変胸が痛い」と改めて謝罪。崔容疑者に機密文書が渡っていたことに関しては「特定個人が利権をむさぼり違法行為をしていたとは残念だ」と述べた。

 朴氏は、青瓦台が検察の捜査に全面的に協力する方針を明らかにし、「必要なら私も検察の捜査に誠実に臨む覚悟ができている」と述べた。事件の具体的内容は検察が捜査中として言及を避けた。国政の今後については、停滞を避けるため与野党と協力して対処するとの考えを示した。

 崔容疑者との関係では、大統領就任後、不正を防ぐために親族との接触を絶ってきたため「一人で過ごし、さまざまな個人的なことについて手伝ってくれる適当な人さえおらず、長い間の縁から崔氏に助けてもらっていた」と説明。「自ら許しがたいわびしい気持ち」だと心情を語った。新興宗教を信仰しているとする報道は否定した。

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