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49秒差独走…日清食品5年ぶりV

1位でフィニッシュする日清食品グループの7区・高瀬=埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で2016年11月3日、猪飼健史撮影

 来年元日の第61回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝、群馬)の予選を兼ねた第57回東日本実業団対抗駅伝競走大会(東日本実業団陸上競技連盟主催、毎日新聞社など後援)は3日、さいたま市の埼玉県庁から熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場までの7区間77.5キロに26チームが出場して争われた。日清食品グループが3時間47分45秒で5年ぶり6回目の優勝。前年13位だったカネボウが2位に入った。DeNAは2年連続の3位。上位14チームが全日本大会の出場権を獲得した。NDソフトが14位に滑り込み、全日本初出場を決めた。(スタート時の気象条件=晴れ、気温19.0度、湿度20%、南東の風0.8メートル)

    安定した走り…レース経過

     日清食品グループは1区の戸田が残り200メートルでスパートを決め、区間賞。2区でトップと5秒差の5位に下がったものの、3区のレオナルドが4キロ過ぎに再びトップに立った。4区の矢野も区間新でリードを広げ、その後も安定した走りで2位に49秒差をつけた。カネボウは2位でたすきを受けた6区の代田が区間賞で追い上げたが、差を縮めきれなかった。DeNAは富士通とタイム差なしでスタートした7区・高橋がアンカー対決を制して3位に入った。NDソフトはアンカーの小針がサンべルクスAとのトラック勝負を制して、2秒差で最後の切符をつかんだ。

    新体制飾る

     今春、新体制となった日清食品グループが3区途中から独走する完勝で久しぶりの駅伝タイトルをつかんだ。昨年まで4大会続けて2位だった森田修一新監督は「通過点だが、自信になる」と納得の表情だった。

     4区の3年目・矢野が光った。後続と45秒差でたすきを受けると「もっと貯金を作る」と果敢に攻めた。今年元日の全日本は5区区間19位とブレーキ。日々の練習の大切さを痛感し、今季は右足の故障の間もジョギングを欠かさなかったから、最後まで落ちなかった。昨年、自身が作った区間記録を35秒更新し、優勝を引き寄せた。

     2010年と12年の全日本を制したが、その後は優勝から遠ざかった。世代交代を図るため、17年間、指揮を執った白水昭興監督からヘッドコーチだった森田監督に交代した。自主性を尊重するチームカラーだが、森田監督は「若手の意識が甘い。土台を作り直す」と話す。各自で自由に取っていた食事を寮で提供するなど日常生活から変えた。若手の意識は変わってきた。

     優勝会見で「区間賞を取りたい欲があった」と明かした矢野に、森田監督は「若手が『オレが、オレが』となるのが一番」とうれしそう。今大会で若手が自信をつけ、全日本には故障上がりのエース佐藤らが戻る。若手とベテランが融合すれば、5年ぶりの日本一は手の届くところにある。【小林悠太】

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