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京都大霊長類研究所は7日、類人猿のボノボが人間と同じように老眼になることが分かったと発表した。人間の老化を理解するうえで、役立つ成果という。米科学誌「カレントバイオロジー」に掲載された。
老眼は、レンズの役割をする「水晶体」の機能が老化で衰え、焦点を調節しにくくなり、近くのものが見えづらくなる症状。人間では一般的に45歳前後で症状が出始める。
同研究所のグループは、アフリカ・コンゴ共和国に生息する11~45歳の野生のボノボ14頭を調査。仲間の毛づくろいをするボノボの目と指の間の距離を測った。
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