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温暖化対策後退も トランプ氏勝利で

 米大統領選で勝利したトランプ氏は地球温暖化対策の国際的な新枠組み「パリ協定」からの離脱を表明している。世界2位の温室効果ガス排出国である米国の温暖化対策が後退すれば、パリ協定の骨格が揺らぎかねない。

 トランプ氏は元々、人為的な地球温暖化には懐疑的で、「温暖化は中国のでっちあげ」との発言を報じられたこともある。パリ協定の規定上、4年間は抜けられないが、共和党は政策綱領で、石炭火力発電の規制強化をうたうオバマ政権の「クリーンパワー計画」廃止を明記。石炭業界を保護する姿勢も打ち出している。同じ共和党のブッシュ政権で京都議定書から離脱した経緯もある。

 モロッコのマラケシュで開かれている国連気候変動枠組み条約第22回締約国会議(COP22)でも、トランプ氏の勝利に動揺が広がった。パリ協定のルール作りの議論が始まっているが、気候変動の影響を受けやすいカリブ海の島しょ国の交渉担当者は「会議の雰囲気が変わるかもしれない」とため息をついた。

 ブラジルの弁護士で途上国の交渉を支援するキャロライン・プロノさんは「トランプ氏の勝利はショックだ。彼は温暖化問題について詳しく知らないから放言していると思いたい」と話した。【ブリュッセル八田浩輔、マラケシュ(モロッコ)久野華代】

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