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技・伝承

一位一刀彫 静かに響く独自の彫り 来年のえと「酉」の置物作り最盛期 /愛知

店舗内の工房で息子の雄大さんと作業する鈴木英之さん。この道40年以上の英之さんも大きな置物は彫るのに40日ほどかかる=岐阜県高山市で

 岐阜県高山市初田町の商店街の一角に、木彫り品の製造販売を手掛ける「鈴木彫刻」がある。昼下がり、店舗の奥にある工房では、伝統工芸士の鈴木英之さん(63)と、息子の雄大さん(27)が黙々と木を彫り進める音だけが静かに響いていた。飛騨地方伝統の「一位一刀彫」による来年のえと「酉(とり)」の置物作りの最盛期だ。秋の高山祭が終わった先月から本格化した。

 県の木、イチイ(一位)を手彫りする。木目を生かし、表面に色を塗らない。イチイは年輪が細かい。「白太…

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