メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

緊急インタビュー・トランプの米国

/5 柔軟なリアリスト サントリーホールディングス社長・新浪剛史氏

サントリーホールディングス社長の新浪剛史氏=東京都港区で2016年11月15日、藤井太郎撮影

 ドナルド・トランプ氏(70)とビジネスを通じて知り合った友人によると、彼は話が早くて機転が利き、勘が鋭い人だそうだ。私の印象でも、タフで、状況に応じて取引ができる交渉上手な人物だと感じる。

 交渉上手というのは、相手が何を求めていて、どのポイントを押さえればいいかを把握するのがうまいということだ。彼は選挙で、グローバリズムや技術革新に反発する保守層をうまくとらえた。その意味で、自分の売り込み方を知っている「グレートマーケッター(売り込み上手)」と言える。政治信条を表に出さない、非常に現実主義的な手法だ。米国の人々も、給料が増えない、自分の子供が今より幸せになれないという不安を抱え、その解決を現実主義者であるトランプ氏にかけたのだと思う。

 そう考えると、大統領就任後は、かなり柔軟に政権運営を行っていくのではないか。首席補佐官人事でも共和…

この記事は有料記事です。

残り627文字(全文999文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 青森4人死亡 被害者が飲酒とネット上で中傷 県警が否定
  2. 暴言 特別支援学級で女性教諭、生徒に「殺したろか」京都
  3. 台湾特急脱線 「自動制御保護システム切った」と運転士
  4. 対中国ODA 終了へ 累計3.6兆円、首相が訪中時伝達
  5. サウジ記者死亡 したたかトルコ、サウジ「隠蔽」突き崩す

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです