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治勲がソフトに先勝…第1局

電王戦で囲碁ソフト「DeepZenGo」と対局する二十五世本因坊治勲(右)。左はソフト開発者の加藤英樹さん=東京都千代田区で2016年11月19日午後1時3分、徳野仁子撮影

 二十五世本因坊治勲(趙治勲九段)と囲碁ソフト「DeepZenGo」が対局する第2回囲碁電王戦三番勝負第1局が19日、東京都内で打たれ、治勲が223手で黒番中押し勝ちした。国内で棋士とソフトが、ハンディなく19路盤で対局するのは初めて。飛躍的に実力を伸ばしたソフトに対し、史上最多74のタイトル獲得・優勝回数を誇るトップ棋士が、中盤まで不利と見られながらも意地を見せ先勝した。

     今年3月、米グーグル傘下の人工知能(AI)開発企業のソフト「アルファ碁」が世界トップ級の李世乭(イ・セドル)九段(韓国)を破り、注目を集めた。国内では、19路盤で置き石をせず、プロ棋士と渡り合えるソフトはなく、世界トップのAIを開発するプロジェクトが始まった。「Deep……」は短期間で棋力が急上昇し、昨年10月時点のアルファ碁の実力に追いついたという。

     先番の治勲は序盤、目ハズシから意欲的な打ち回しを見せたが、ソフトは布石が巧み。部分的な損はあっても、先手を取りつつ陣地を広げるうまさで優位に立った。しかし終盤、ヨセ勝負になると、ソフトに疑問手が出るとともに、治勲は正確な着手で逆転した。

     治勲は「『創造できない』と言われているAIが、布石で強いというのが面白い」と笑顔を見せた。「Deep……」の開発チーム代表、加藤英樹さんは「ややこしい局面にされ、判断を間違えたようだ」と語った。

     第2局は20日、打たれる。【最上聡】

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