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震源浅い正断層型

今回の地震と津波のメカニズム

 気象庁によると、22日の福島県沖を震源とする地震は、陸側の北米プレート内部で発生した。東日本大震災はこのプレートが太平洋プレートの沈み込みに引きずられる形でひずみがたまり発生した逆断層の海溝型地震だったが、今回の発生メカニズムはこれと異なり、地盤が北西-南東方向に引っ張られることで上下にずれ動いた正断層型で、海底がずれ動いたため海水が押し上げられ、津波が起きた。

 気象庁の中村浩二・地震情報企画官は記者会見で、「東日本大震災以後、陸側のプレートが東側に伸ばされる形で動いている影響で、福島県沖や茨城県沖などの地域では正断層型の地震が増加する傾向にある」と指摘。「大震災の1カ月後に発生した福島県浜通りの地震(M7.0)と同じタイプ」と説明した。

 今回の津波について、安倍祥(よし)・東北大災害科学国際研究所助手(津波工学)は「震源が浅く、地震の規模も大きかったため津波が高くなった」と話した。政府の地震調査委員会委員長を務める平田直・東京大教授は「今後も同規模の地震が起こる可能性もある。地震や津波に十分な警戒を続けてほしい」と呼びかける。【飯田和樹、阿部周一】

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