97%のサンゴが白化、5割超が死滅 沖縄
石垣島と西表島の間 9月上旬までの高い海水温影響
沖縄・石垣島と西表島の間にある国内最大のサンゴ礁「石西礁湖(せきせいしょうこ)」で97%のサンゴが白化し、5割超が死滅していることが、環境省那覇自然環境事務所が9~10月に実施した調査で分かった。7~8月の前回調査から大幅に悪化しており、同事務所は「9月上旬まで高い海水温が続いたことが影響した。死滅群体はさらに増えると予想され、厳しい状況だ」としている。
調査は9月29日~10月4日に水深2~7メートルの35地点で実施した。前回調査(7月26日~8月1…
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