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症状の重さに関連する血中代謝物

九州大などの研究チームが発見

 九州大などの研究チームは16日、うつ病の症状の重さに関連する血中代謝物を発見したと発表した。研究成果は同日(現地時間)、米オンライン科学誌に掲載された。症状の重さは、患者の申告に基づいて専門家の面接でその程度を判断しているが、今回の発見で症状の客観的評価法の確立や新薬開発につながることが期待される。

     発見したのは九州大や大阪大、国立精神・神経医療研究センターの共同研究チーム。

     発表によると、九州大病院や大阪大病院、同センター病院を受診した抑うつ症状がある計90人の患者から採血し、うつ病症状の重さと血中代謝物との関係を調べた。その結果、症状の重さによって、血液の中で量が変化する20種類の代謝物を特定した。特に「3-ヒドロキシ酪酸」や「ベタイン」など5種類は3病院のいずれでも強く関連していることが確認された。

     さらに「抑うつ気分」「罪悪感」「自殺念慮」(自殺したい気持ち)など症状別で量が変化する代謝物が異なることも分かった。

     九州大大学院医学研究院の加藤隆弘・特任准教授(精神医学)は今後、大規模な研究での検証が必要とした上で、「うつ病の早期発見や病態メカニズムの解明、新薬開発につながる可能性もある」と話している。【山下俊輔】

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