メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

歴史の鍵穴

酒に弱い人の遺伝子 中国南部から伝来か=専門編集委員・佐々木泰造

 酒を飲むと、少しの量でも、顔が赤くなったり、頭が痛くなったりする人は、日本では珍しくないが、アフリカ系やヨーロッパ系の人にはいないとされる。太田博樹・北里大学准教授(人類集団遺伝学・分子進化学)のグループは、東アジアに特有の下戸の遺伝子のルーツを探っている。

 酒に含まれるエタノール(エチルアルコール)は、アルコール脱水素酵素(ADH)によってアセトアルデヒド(刺激臭のある液体)に分解される。アセトアルデヒドはアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)によって酢酸に分解される。酢酸は二酸化炭素と水になって体外に排出される。

 エタノールと酢酸は大した毒ではないが、アセトアルデヒドは強毒だ。酒を飲んで、顔が赤くなったり、頭が…

この記事は有料記事です。

残り1211文字(全文1523文字)

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 羽生、魂の演技でフリー200点、トータル300点超え
  2. 10代前半の死因、自殺が1位 若者対策が喫緊の課題
  3. 「皇帝」の演目演じきった羽生、300点台の2位にも「負けは死も同然」
  4. 米国で11年半ぶり、長短金利逆転 “景気後退の前兆”株価急落
  5. 「普通の生活をしていた思い出の地」 横田早紀江さん、めぐみさんの母校で講演

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです