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恵まれない子にサンタがお菓子のプレゼント

経済的な事情でクリスマスプレゼントの用意が難しい家庭の子供を抱きしめるサンタ=NPO法人「チャリティーサンタ」提供

チャリティーサンタ、今年は1500人以上の子供に

 クリスマスに縁のない子たちに幸せをもたらそうと、NPO法人「チャリティーサンタ」(東京都台東区)は昨年から、経済的に余裕がない家庭の子供にプレゼントを贈っている。今年は1500人以上の子供にサンタがお菓子を手渡す予定で、1口3000円で寄付を呼びかけている。

 チャリティーサンタは小さな子のいる家庭にサンタを派遣しており昨年、経済的に苦しい子供向けの基金を創設した。赤い鼻のトナカイの名前をもらい「ルドルフ基金」と名付けた。

 基金を活用して昨年は、施設や病院で過ごす子やひとり親家庭の子ら400人以上にお菓子の入ったブーツを渡した=写真・チャリティーサンタ提供。

 代表の清輔夏輝さんによると、親が病気で一時保護施設に預けられていた7歳と5歳の姉弟は、生まれて初めてクリスマスプレゼントをもらった。女の子は「もしかしたら夢なんじゃないかな? 寝たら夢が覚めるかもしれないから今夜は寝たくない」と大喜びしていたという。

 NPOが活動を始めたのは2008年。保護者の求めに応じ、2000円でサンタを派遣してきたが、申し込み世帯の年収は平均約800万円と高めだ。「プレゼントを準備する余裕がない」という切実な声が届き、基金作りにつながった。

 チャリティーサンタによるインターネットのアンケートでは、「クリスマスに何も準備しない」のは3.5%だった。年収が下がるほど多くなり年収100万円未満では13%。「サンタクロースは来ないことにしている」との回答もあった。

 今年は児童養護施設に入所する子や熊本地震で避難生活を経験した子にも、プレゼントを贈る。清輔さんは「厳しい状況にいる子供たちに思いをはせ、ぜひ支援をお願いしたい」と話す。詳細はチャリティーサンタのホームページへ。【坂根真理】

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