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独テロ

チュニジア出身の男か…23歳の行方追う

トラックによる襲撃事件の犠牲者を追悼し、独国旗の色にライトアップされたブランデンブルク門=ベルリンで2016年12月20日午後6時37分、中西啓介撮影

  【ベルリン中西啓介、カイロ秋山信一】ベルリン中心部のクリスマス市場に大型トラックが突入し60人が死傷した事件で、独主要メディアは21日、チュニジア出身の男(23)が事件に関与した疑いが強まったとして、警察が行方を追っていると報じた。独DPA通信によると、独情報機関は以前から、男がテロに関与する恐れがあるとして監視していたという。

 独捜査当局は20日夜(日本時間21日未明)、直後に現場近くで拘束したパキスタン出身の男性(23)を「明白な証拠がない」(連邦検察)として釈放。ベルリン警察は実行犯の特定を進めていた。トラックの運転席に落ちていた滞在許可証から、この男の存在が浮上したという。男は負傷し、武器を持ったまま逃走している可能性がある。

 過激派組織「イスラム国」(IS)は20日、影響下にあるニュースサイト「アーマク通信」を通じ「(対IS)国際連合の国の市民を標的にせよとの呼び掛けに応じて、イスラム国の戦士が作戦を実行した」と、事実上の犯行声明を出した。南ドイツ新聞(電子版)は独自情報として、男が、独国内でIS戦闘員を募集した容疑で11月に逮捕されたセルビア系の人物と同居していたと伝えている。男は今年4月に入国し、難民申請していた。ただ、男がISから具体的な指示を受けていたかなどは不明だ。

 フランス南部ニースでは今年7月、チュニジア出身の男が花火大会の観客にトラックで突っ込む同様の手口で、86人を殺害した。この際もISが犯行声明を出したが組織的犯行だった可能性は低く、ISに共鳴した「ローンウルフ」(一匹オオカミ)型の犯行だったとみられている。

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