生活再建急ぐ 住民、再開発に不安も
144棟を焼いた新潟県糸魚川市の大火は、29日で発生から1週間を迎える。がれきの撤去が進むほか、全国から支援物資が届くなど、被災者の生活再建へ向けて動き出している。しかし、被災者からは再開発への不安の声も出ている。【浅見茂晴、南茂芽育】
市は被災地の復旧・復興に向け、27、28日に住民説明会を開催。被災した住宅や店舗などのがれき撤去について、市が代わりに処理し、費用の8割を負担することなどの生活支援策を説明した。
2日間で延べ133世帯245人が参加。同居する祖父(92)の代わりに出席した小竹聡さん(40)は「…
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