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家族3人死亡、2人重傷 神奈川の立体駐車場

立体駐車場から転落した車両を調べる警察官=神奈川県横須賀市で2016年12月31日午後4時、西本勝撮影(一部画像処理しています)

 31日午後0時50分ごろ、神奈川県横須賀市小川町の立体駐車場「サイカヤパーキング」5階から、家族5人が乗った乗用車が約13メートル下の地面に転落した。乗用車に乗っていた東京都世田谷区給田3の廼島(のじま)和彦さん(56)と妻晶子さん(46)、母弘子さん(81)の3人が死亡。和彦さんの長男(16)と次男(11)が重傷を負った。道路上で巻き込まれた人はいなかった。

 県警横須賀署などによると乗用車はバックして転落したという。事故1分前に駐車場に入庫した記録があったことから、同署は、駐車場に車を止めようとして、アクセルとブレーキを踏み間違えた可能性もあるとみて詳しい状況を調べている。

 駐車場には車止め(高さ12センチ)と鉄製バー(同57センチ)、フェンス(同120センチ)があり、車止めとフェンスは約2メートル離れている。乗用車は車止めとバーを乗り越えた上、フェンスを突き破って転落。半回転してひっくり返った状態で地面に激突し、車体上部が大きく潰れた。

 同署によると、横須賀市で暮らしている弘子さんと年末を一緒に過ごそうと、和彦さんら一家4人が同市を訪れていたという。

 現場にいた男性によると、事故直後に通行人5、6人が車両を起こそうとしたが動かず、駆け付けた米兵が手伝って十数人で車を起こし、ドアの隙間(すきま)から1人ずつ救助したという。男性は「今までに聞いたことのない、表現できないような大きな音がした。若い男性は体をけいれんさせ、高齢の女性は『痛い、痛い』とうなっていた。そのうちに消防が来た」と話した。

 現場は京急線横須賀中央駅から約500メートルの位置にあり、市役所にも近い市の中心部。米海軍横須賀基地も近い。乗用車が転落した道路は、日ごろから人通りは少ないという。近くに住む70代の男性は「あの高さから落ちて、車内の人は大丈夫だっただろうか。大みそかの事故で何とも言いようがない」と心配そうに語った。通り掛かった40代の女性は「フェンスを突き破って落ちるなんて、相当のスピードだったのか」と話した。【田中義宏、水戸健一】

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