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希望の水脈

カレーズの会15年/3 復興の志、道半ば 結核対策学んだ医師 マムン・タヒリさん /静岡

学んだ知識を多くの人に伝えたい」。帰国前に抱負を語るマムン・タヒリさん=静岡市内で2004年8月31日

日本で研修、帰国4年後テロで落命

 閑静な住宅街の中の広い敷地に病院や研究棟が建ち並ぶ、東京都清瀬市の結核予防会結核研究所。最先端の治療薬などの研究をする一方、いまも結核に悩まされる発展途上国の人材育成のため、毎年10カ国以上の医師らを受け入れている。

 「彼の残したリポートです」。石川信克所長(74)が2冊の英文のリポートを手に取った。うち一つの「国家結核対策計画・アフガン、カンダハル州での活動計画」には「NGOとの連携を深め、結核対策のネットワークを構築する」など現地での治療計画や課題分析が詳細に書かれている。「カレーズの会」(静岡市)がアフガンから招き、2004年5~8月にこの研究所で学んだ医師、マムン・タヒリさん(来日当時30歳)が残したものだ。

 「国の大変な状況をもろともせず、明るく優秀な医師だった」。石川所長は振り返る。

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