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しあわせのトンボ

ヒトが問われていること=近藤勝重

 ひっそりとした冬の公園の片隅で、裸木のサクラが黒々とした幹から力強く小枝を伸ばしている。枝先の米粒大の芽はこの先の寒中を持ちこたえ、花を咲かせるのは疑いようもないことだ。冬の木の芽に共通するのは、おのずと備わった性質そのままに、ただ黙々と成すべきことを成し、あるべき姿を表さんとしていることである。

 さて、年が改まっての新年、確かに気持ちに改まった感はあっても、この世はどう改まるのか。漠とした不安はぬぐえないどころか、増すばかりだ。

 倉本聰氏が「3・11」以後の2年半にわたって書きつづった警世の書「ヒトに問う」を再読したが、当たり…

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