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久保九段が鮮やかに寄せ切る 第1局

郷田王将を破り感想戦で対局を振り返る久保九段=2017年1月9日、スポニチ撮影

 8日から静岡県掛川市の掛川城二の丸茶室で指された第66期王将戦七番勝負第1局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、掛川市・市教委、静岡新聞社、静岡放送後援、掛川信用金庫、ゼロの会、囲碁・将棋チャンネル協賛)は9日午後6時31分、挑戦者の久保利明九段(41)が郷田真隆王将(45)に86手で勝ち、6期ぶり3期目の返り咲きに向け好スタートを切った。残り時間は郷田2分、久保19分。第2局は23、24日、兵庫県尼崎市の都ホテルニューアルカイックで指される。

 久保のゴキゲン中飛車に郷田が急戦調の戦いを挑み、険しい中盤戦になった第1局。立会の神谷広志八段が開けた久保の封じ手(42手目)は4四銀。ここからさらに局面の激しさが増す。郷田は飛を取らせて「と金」を作り、取り返した飛を打ち込んで攻撃を続けた。駒割りは角損だが、後手陣も薄い。

 ここで久保が長考のうちに昼食休憩に入った。控室では千日手による指し直しの可能性が高いと判断。実際に再開後、6一飛(55手目)に対して5一飛と指せば指し直しが確実視されていたが、久保は4四角と打開、攻め合いに持ち込んだ。

 難解な終盤戦でどちらが勝つかわからない展開となったが、実際は久保が少しずつリードを保っていたようで、9五角(64手目)から鮮やかに寄せ切った。決断のよさが結果に結びついた幸先よい勝利となった。積極的に攻めた郷田は及ばず。第2局で巻き返しを図る。【山村英樹】

 久保九段の話 封じ手のあたりは妥協できない局面だった。千日手にすることも考えたが、4四角で行けるかもと思った。その後も相当難しかったが、最後のほうでよくなったと感じた。

 郷田王将の話 封じ手は予想していた強い手だった。その後、(6一飛に5一飛なら6四飛成で)千日手にする気はなかった。本譜は9五角が厳しく、攻めが筋に入ってしまった。

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