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寝室などに妻の血痕 遺体動かし偽装か

警視庁に移送される朴鐘顕容疑者=東京都千代田区で2017年1月10日午後6時52分、長谷川直亮撮影

 自宅で妻を殺害したとして講談社社員、朴鐘顕容疑者(41)が殺人容疑で逮捕された事件で、自宅内の1階寝室など複数箇所から妻の血痕が検出されていたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁捜査1課は、朴容疑者が寝室で妻を殺害し、偽装工作を図ろうと遺体を移動させた際に付着したとみて、当時の状況を調べている。

 朴容疑者は、昨年8月9日未明に東京都文京区千駄木1の自宅で妻佳菜子さん(38)の首を絞めて殺害したとして、今月10日に逮捕された。同課の調べに「妻に手を掛けるようなことはしていない」と容疑を否認していたが、その後黙秘に転じたという。遺体が見つかった直後は「妻は階段から落ちた」「自殺した」などと警視庁に説明していた。

 捜査関係者によると、自宅の捜索で佳菜子さんが倒れていた階段下以外に、寝室など複数箇所から佳菜子さんの血痕が見つかった。寝室で首を絞めて殺害した際に出血し、その後遺体を動かして付着したとみられるという。寝室の布団などからは佳菜子さんのものとみられる尿の成分も検出されている。

 司法解剖の結果では、首に絞められたような痕があったほか、肋骨(ろっこつ)の骨折や額に何かにぶつけたような傷があった。佳菜子さんは階段下に倒れており、同課は自殺に見せかけるために遺体を2階へ運んで落とした可能性があるとみている。

 朴容疑者は逮捕前の任意の調べに「妻が自殺する直前にも子育てを巡って口論になった」と説明。佳菜子さんも3年ほど前に文京区の子ども家庭支援センターに「夫が育児をしない」「夫から平手打ちをされた」などと相談したことがあり、同課は育児を巡るトラブルが動機の可能性もあるとみて調べている。

 朴容疑者は講談社内で敏腕編集者として知られ、人気漫画「進撃の巨人」が掲載されている「別冊少年マガジン」の編集責任者を務めていた。現在は青年コミック誌「モーニング」の編集次長を務めている。【神保圭作、深津誠、春増翔太】

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