メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

原発避難

「白血病ですぐ死ぬだろ」子へのいじめ、母証言

 東京電力福島第1原発事故後、福島県から東京都に自主避難した被災者ら約50人が東電と国に損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が11日、東京地裁(水野有子裁判長)であり、避難者であることを理由に千代田区立中学でいじめを受けたと訴えている生徒の母親が、本人尋問で「小学校の時からいじめを受けていた」と証言した。

 生徒は原発事故後、避難先にある千代田区立小学校に転入した。

 母親は「転入直後に子供が同級生の男の子から『福島から来たら白血病ですぐ死んじゃうだろう』と言われ、先生にも冗談交じりだったが『中学生くらいで死ぬかもね』と言われた」と証言した。また、同級生から「どうせ死んじゃうなら一緒でしょ」と言われて階段から突き落とされたこともあったと主張。「原発避難者というだけでいじめられ、避難者だと公にできないことが心の傷になっている」と訴えた。

 生徒は中学に進学後、同学年の生徒に「おごってよ」と言われて1万円程度のお菓子代などを払っていたことが分かっており、区教委の第三者委員会がいじめの実態調査を進めている。区教委の担当者は今回の証言内容について「事実関係は把握していない」と話した。【伊藤直孝】

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 不明 2歳児無事発見 ボランティア、山中で保護 山口
  2. 2歳児保護 「よく頑張った」親族ら安堵 山口・周防大島
  3. 2歳児無事保護 「すごい生命力」医師 今週中には退院か
  4. 鹿児島・口永良部島 噴火警戒レベル4に引き上げ
  5. 富田林署逃走 赤い自転車に容疑者と似た男 防犯カメラに

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです