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東京・日野発…防犯、防災、交通安全訴えるCD話題

自ら作詞・作曲した「防犯音頭」などを収録したCDを持つ井上さん=東京都日野市で2017年1月11日、黒川将光撮影

日野消防協力会会長の井上さんが作詞・作曲

 東京都日野市の日野消防協力会会長の井上敏夫さん(78)=同市日野=が、防犯、防災、交通安全を訴える音頭を自ら作詞・作曲し、CDまで制作し、話題になっている。井上さんの熱意に警視庁と東京消防庁も協力し「防犯音頭」と「交通安全音頭」は警視庁音楽隊、「防災音頭」は東京消防庁音楽隊が録音の演奏を担当した。「簡単な詩とリズムで、聞いた人が心のどこかに防犯や防災の意識を留めてもらえれば」と話している。

     井上さんは日野市出身。会社員を経て、40年ほど前に市内に電機部品の工場を設立し、大手メーカーの協力工場として部品を納入してきた。18年前、妻のしげ子さん(71)が脊髄(せきずい)の病気にかかり、その看病などで心理的にすさまないよう、好きだった詩や曲を作るようになり、演歌3曲を自主制作し、CDとして出している。

     一方、井上さんは地域ボランティアとして地元の防犯協会と消防協力会の活動もしていた。「防犯などをアピールするために音頭を使ってみるのもいいかも」と思い立ち、まず2008年に「防犯音頭」を作詞・作曲してCDを作成。消防関係者からも要請があり、13年には「防災音頭」もCD化。昨年は「交通安全音頭」を作り、先の2曲も聞けるCD1000枚を作った。

     いずれも軽快なリズムで、「日頃(ひごろ)の防災 心がけ(ソレ)うっかりするな急いでいても」(防災音頭)「明るい社会をつくるには、安全 安心 町ぐるみ」(防犯音頭)「尊い 命と 財産を(ソレ)みんなで守ろう」(防災音頭)などと訴える。これまで制作に投じた自己資金は、歌手への謝礼なども含め180万円以上という。

     CDは、日野市内の盆踊り会場で流されたほか、防犯協会の仲間を通じて台東区がCD220枚を一括購入した。井上さんは「あくまでボランティア活動ですが、日野だけでなく、多くの地域の安全安心に役立てればうれしい」と話している。

     「防犯音頭」などで検索すればユーチューブで視聴できる。【黒川将光】

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