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田嶋会長、W杯拡大を歓迎

 国際サッカー連盟(FIFA)がワールドカップ(W杯)の出場枠を、現在の「32」から2026年大会以降は「48」に拡大することを決めた。スイス・チューリヒで開かれたFIFA理事会から帰国した日本サッカー協会の田嶋幸三会長は12日、東京都内で報道陣に対応し「枠が一つでも多くなって出やすくなるのはありがたいこと」と歓迎した。

     田嶋会長によると、FIFAは大会方式について(1)各3チーム16組(48チーム)で1次リーグを実施(2)各5チーム8組(40チーム)で1次リーグを実施(3)各4チーム10組(40チーム)で1次リーグを実施(4)シード枠16チームを決め、残る32チームがプレーオフ各1試合を戦い、勝った16チームとシード枠16チームが本戦に進む--の4案を提示した。

     サッカーの質、財政、施設などの観点から各案に対する評価もFIFAから示され、収益性が最も優れているとされる(1)案に全会一致で決まった。サッカーの質では(4)案が(1)案を上回るとされたが、田嶋会長は「アジアのチームが1試合でふるい落とされかねない」と反対したという。

     W杯の門戸拡大には競技レベルの低下につながるとして欧州などで反発が根強い。田嶋会長は(1)案が現行の32日間のままで開催でき、決勝まで最大7試合で変わらない点を挙げ、「批判は当たらないかなと思う。各チームが最低2試合を行える、最後の落としどころだった」と説明した。

     新方式では大会全体の試合数が64から80に増えることから、FIFAは開催費用の軽減のため、複数の国・地域による共催を認める方針だ。日本協会は2050年までのW杯開催と優勝を目標に掲げているが、田嶋会長は「現状では単独でやりたい」としつつ、「根本が変わってきた。共催でどういう形ができるのかは考えなければいけない」と指摘した。【大谷津統一】

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