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「宇宙で気づいた大切なこと」長野で講演

佐久市子ども未来館名誉館長の制服姿で子供たちの質問に答える油井亀美也さん=長野県佐久市コスモホールで2017年1月14日、武田博仁撮影

 長野県川上村出身の宇宙飛行士、油井亀美也さん(46)が、佐久市子ども未来館の名誉館長に就任したのに伴う記念講演会「宇宙で気づいた大切なこと」が14日、同市コスモホールで開かれた。油井さんは地球の環境や夢を持ち続ける大切さを訴え、来場の家族連れら約600人を沸かせた。

     開会式で油井さんは、佐久市から預かり国際宇宙ステーション(ISS)に携行した旗を柳田清二市長に返還。漫画家の松本零士さんがデザインした宇宙服風の名誉館長の制服を受け取り、拍手を浴びた。

     2015年に142日間、ISSに滞在した油井さんは「宇宙から見る地球の大気層はとても薄く、大切にしないといけない」と強調。「地球上には国境があるが、ISSでは他国の飛行士がそれぞれの文化を尊重し、協力して困難を乗り越えた。地上でもそれができれば素晴らしい場所になる」と語った。

     自衛隊時代に宇宙への夢をあきらめかけたことに触れ、「紆余(うよ)曲折があったが、先輩の助言で夢を取り戻し宇宙飛行士になれた。皆さんも夢をあきらめないでほしい」と呼びかけた。

     会場の子供たちとの質疑応答もあり、「宇宙に生命はいる?」との質問には「宇宙にはとてもたくさんの銀河があり、星がある。必ず生命はいるし、知的生命体も必ずいると思う」と答えた。【武田博仁】

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