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ガンビア

ジャメ大統領、居座り 選挙敗北受け入れ拒否

 【ヨハネスブルク小泉大士】昨年12月の大統領選で敗北した西アフリカ・ガンビアのヤヤ・ジャメ大統領(51)が、結果受け入れを拒んでいる。18日の任期切れ後も居座ろうとする「独裁者」に対し、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は軍事介入も検討。緊張が高まり、隣国へ逃れる市民が急増している。

     ナイジェリアのブハリ大統領らECOWASの仲裁ミッションは13日、ガンビアの首都バンジュールを訪れ、ジャメ大統領と会談。平和裏の権限移譲を改めて促したが、結果は物別れに終わった。

     ジャメ氏は結果発表直後は敗北を認めていたが、その後「重大な不正があった」と態度を一転し、投票のやり直しを要求した。周辺国の仲裁に「前例のない内政干渉」と猛反発している。

     西アフリカ15カ国で構成するECOWASは、ジャメ氏が権限移譲に応じない場合、ガンビアに部隊を派遣して強制的に排除する可能性を示し、AP通信によると、すでにナイジェリア軍の兵士800人が待機している。

     マリで開催されたアフリカ・フランス首脳会議は14日、次期大統領に当選したアダマ・バロウ氏を「正統な大統領」(議長国マリのケイタ大統領)として招待した。ガンビア情勢への対応が協議され、バロウ氏はオランド仏大統領とも会談した。

     軍事介入の可能性が強まる中、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、連日数千人が隣国セネガルへ脱出している。

     ジャメ氏は1994年のクーデターで権力を握って以来、反体制派の弾圧などを繰り返し、独裁的な政権と批判を浴びてきた。国民の疲弊は深刻で、人口約190万人の小国だが、国際移住機関(IOM)によると、昨年1~11月に地中海経由でイタリアに到着した移民・難民の国別内訳で、ガンビアは約1万1400人と5番目に多い。

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