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居眠り運転防止

ドライバーの脳波で危険を察知

脳波センサーとスマートフォンで居眠り運転の危険性を察知する装置を開発したKenpalの飯田貫代表取締役

 脳波からドライバーの居眠り運転の危険性を事前に察知して警告する装置を、IT企業のKenpal(ケンパル、東京都中野区)が開発した。高速バス会社向けに年内の実用化を目指しており、18日に東京ビッグサイトで開幕した第3回ウェアラブルEXPOに出品している。

     同社は2015年春ごろから脳波を使ったウエアラブル端末の研究を進めていた。2016年1月に軽井沢スキーバス転落事故が起き、バス会社の運行管理のあり方が問われたことから、運転手の状態を脳波でリアルタイムに読み取るシステムの開発に着手。眠気や集中力の低下を脳波から読み取るソフトウエアの開発に成功したという。

     運転手の脳波は、ヘッドセットタイプのセンサーとスマートフォン経由で計測する。運転前診断で居眠りの危険性を予測して休憩の目安を提案するほか、運転中は眠気の予兆をキャッチし、早めの休憩を促す。データはほぼリアルタイムで会社の管理サイトからも閲覧可能で、会社側からも休憩を促したり、運転手の特徴に合わせた運行管理もできる。

     センサーで捉えた脳波からは、運転手がパニック状態に陥っているかどうかも検出できるといい、現在、検証中だ。【兵頭和行】

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