メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ガンビア

セネガルなど軍事介入 居座る前大統領排除へ

 【ヨハネスブルク小泉大士】西アフリカ・ガンビアで19日、昨年12月の大統領選で敗北し任期切れ後も新大統領への権限移譲を拒むジャメ大統領を排除するため、周辺諸国が軍事介入を開始した。

     国連安全保障理事会が19日、新大統領への「全面的な支持」を表明する決議を全会一致で承認。決議を受け、周辺国から成る西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)が介入した形。

     隣国セネガル軍が国境を越えてガンビア領内に入ったのが確認された。アフリカの一部の国には独裁的な政権が残るが、地域機構が選挙結果に基づく政権交代を後押しするために軍事介入を行うのは異例だ。作戦にはナイジェリア軍なども参加。大統領官邸に居座っているジャメ氏に圧力をかける狙いがある。ガンビア政府軍との衝突は起きていないという。

     一方、大統領選で当選した実業家アダマ・バロウ氏は19日、セネガルのガンビア大使館で大統領就任式を行い、宣誓した。首都バンジュールからの情報によると、バロウ氏の大統領就任が伝わると、市民が続々と市内中心部に集まり、軍参謀長も歓喜の輪に加わったという。

     ロイター通信によると、ECOWAS議長を務めるリベリアのサーリーフ大統領らが20日、再びガンビアを訪れて最後の調停を行う予定。AFP通信によると周辺国は19日中にいったん作戦を中断、ジャメ氏が自発的に亡命するのを待つ姿勢も見せているという。

     ジャメ氏は1994年のクーデターで権力を握って以来、反体制派の弾圧などを繰り返し、「10億年君臨し続ける」とも発言していた。

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 特集ワイド 安田純平さん シリア拘束で「無期懲役の恐怖」 自分の人生、変えていきたい
    2. 米国 ガガさん「大統領、少しは加州の人に思いを」と批判
    3. 米ユダヤ系団体 ナチス帽着用でBTS非難
    4. 安田純平さん シリア拘束時 浮かんでは消えた「やりきれなかった仕事」
    5. 日米野球 日本が九回に2点差を逆転 通算3勝1敗に

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです