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津島佑子さん国際追悼シンポジウム 生きるための「夢」伝え続け

津島文学について語り合う(左から)米シカゴ大のマイケル・ボーダッシュさん、明治学院大のジャック・レヴィさん、中上紀さん、川村湊さん

白百合女子大で作家ら12人が登壇

 作家、津島佑子さんが昨年2月に亡くなってから間もなく1年。このほど母校の白百合女子大(東京都調布市)で、国際追悼シンポジウム「津島佑子の世界」が開かれた。12人の作家や評論家、翻訳家が登壇し、津島さんの業績を多面的に振り返り故人をしのんだ。

 津島さんは大学2年の時に当選した学内の懸賞論文で、<夢とは精神の宇宙的灼熱(しゃくねつ)の状態であり、人の心が澄み渡る一瞬>などと書いた。冒頭、「津島文学の原点」と題し講演した作家の鹿島田真希さんは同大卒。この論文を引用しながら「人間が生きるには、小説の与える『夢』が必要だと伝え続けた」と述べた。鹿島田さんはキリスト教的世界観や米作家フォークナーの文学に触れ、津島さんの「夢」との共通性を語った。

 文芸評論家の与那覇恵子さんは、父・兄・息子という三つの身近な死の体験から、「死者が共にいる世界観、…

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