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ガソリンエンジンで長時間飛行 群馬の企業開発

ガソリンエンジンを搭載したドローンの試作機。長時間の飛行が可能になると期待される=ヨコヤマコーポレーション提供

 小型無人機「ドローン」に低振動のガソリンエンジンを搭載し、長時間飛行させる技術を群馬県の企業が開発した。現在はバッテリーが主流で飛行時間は20分程度だが、エンジンによって1~2時間に延ばせるという。農薬散布や測量の用途を視野に来年中の実用化を目指す。

 ドローンの販売・設計を手掛ける「ヨコヤマコーポレーション」(高崎市)と、熱エネルギーシステム設計・製造の「石川エナジーリサーチ」(みどり市)。

 現行のドローンが抱える課題の一つが飛行時間の短さ。長時間の飛行にはガソリンエンジンが有効だが、揺れが大きく、バッテリーの9倍近い振動負荷がかかるため安定的な飛行が難しい。そこでヨコヤマが目をつけたのが、石川エナジーが住宅の空調などの電気設備のために開発した高出力・低振動エンジン。ピストンやクランク軸の配置を工夫し、振動を小さくした。ドローンに搭載すると、従来のバッテリー並みに機体の振動が抑えられた。一般的な産業用無人ヘリコプターより軽量で小回りが利くという。

 両社は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成を受け、機体の素材をアルミやマグネシウム合金にして軽量化も図り、試作機が完成した。ガソリン3~4リットルで1時間の飛行が可能になった。墜落時に引火しないようにガソリン容器やパーツの位置に配慮しているという。

 ヨコヤマの横山勉社長は「ガソリンの容量アップなど試作を重ねていく。エンジン搭載の技術開発競争は激化しており、世界で通用する日本製ドローンを作りたい」と話している。【尾崎修二】

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