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村上陽一郎・評 『近代科学の形成と音楽』=ピーター・ペジック著

 (NTT出版・5400円)

現代物理学にまで及ぶ包括的視点

 参照文献表だけで三十ページを超える大作である。それはそうだろう。古代ギリシャに始まり、プランクやシュレーディンガー、南部陽一郎に至るまで、主として物理学(物理学という個別科学の成立は、それほど古い話ではないが)的な自然探求と音楽との関係を、丹念にかつ幅広く踏査して、整理した、類例のない著作なのだから。

 著者はセルビア系のアメリカ人で、ハーヴァードやスタンフォードで物理学を学ぶと同時に、スタンフォード…

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