メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

記者の目

農業改革 何が問題か=寺田剛(東京経済部)

田植えを楽しむ棚田オーナー制度の参加者。日本の中山間地には効率化しにくい農地が広がる=島根県邑南町で、寺田剛撮影

効率一辺倒には疑問

 政府・与党が昨年11月にまとめた農業改革が今年から始動する。肥料や農薬、農産物の売買に大きな影響力を持つ全国農業協同組合連合会(JA全農)の改革が柱だ。昨年の論議は「農業の競争力強化に抜本的な効率化が必要」と主張する政府の規制改革推進会議と、抵抗する全農が対立したが、取材した私はこの構図に違和感を覚えた。農家の高齢化など厳しい状況を踏まえると改革は必要だ。とはいえ効率一辺倒は疑問だ。組合員の助け合いから始まった農協の原点に戻り、農家のための組織を目指すべきだ。

 「団体栄えて農業滅びる。こんなことは絶対に許されない」。改革論議をリードした自民党の小泉進次郎農林…

この記事は有料記事です。

残り1555文字(全文1847文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ORICON NEWS キムタク、“オフ”の長澤まさみの姿を暴露 本人赤面「天気が良かったから」
  2. 日産会長逮捕 ゴーン神話「数字の見栄え良くしただけ」
  3. キャバクラ暴行死 未婚10代母、遠い自立 娘残し無念
  4. 日産会長逮捕 記載訂正長期化か 不正広範囲、精査に時間
  5. ゴーン会長逮捕 日産3社連合暗雲 ルノー後任協議へ

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです