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慰安婦少女像って?の巻

韓国の日本大使館や総領事館前、米国や豪州にも 誰がなぜ建設?

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千鶴と紅葉が少女像のニュースを見ています。 この少女像は「従軍慰安婦」の少女時代を表すブロンズ像です。 しかし、ソウルの日本大使館や釜山の日本総領事館の前に わざわざ建てたのはなぜでしょうか。 それは、慰安婦問題で日本政府に謝罪を求める団体が建てたからです。 「韓国挺身隊問題対策協議会」は1992年1月から日本大使館前で 毎週水曜日にデモをしています。2011年12月にその1000回 記念で像が設置されたのが最初です。 正式名は「平和の碑」と言い、台座の影は少女が年を取ったこと、また 影の中のチョウは「希望」を表現しています。
日本政府は、慰安婦の賠償請求問題は「65年の日韓基本条約締結の際に解決済み」という立場を取っています。しかし韓国の世論はこれとは異なります。 2011年当時、野田佳彦首相が撤去を要請しましたが、李明博大統領は 「誠意ある措置がなければ第二、第三の像が建つ」と話しました。 像は韓国内に30カ所近く、更に米国のデトロイトやグレンデールなどや オーストラリアにも建てられました。中には慰安婦数を「20万人」、 あるいは「性奴隷」と記した碑文もあり、在米日本人が訴訟を起こした こともあります。しかし、この訴訟は棄却されました。 米国に建設する意味は何でしょうか。 例えば、カリフォルニア州グレンデール市にはユダヤ系や アルメニア系など、過去に虐殺を経験した人の子孫が住んでいます。 被害を史実に残す思いに共感したことが理由だそうです。 建設に賛成したシナ二ヤン氏は「日本批判の意図はない」と話しました。
日韓両政府は2015年12月、元慰安婦への支援を行い、 「最終的かつ不可逆的に解決」ということで合意しました。 韓国政府が設立した財団に日本政府が10億円を拠出しました。 これで像は移転されるように思われますが、支援団体は合意 そのものに反対しています。 元慰安婦も「なぜ勝手に合意したのか」と反発しています。2015年12月に実施された韓国の世論調査では66.3%が移転に反対でした。 韓国ではやはり、少女像は日本政府批判の象徴のようです。 像の制作者は「日本政府が心から謝罪し反省しない限り像を 作る」と語っています。
合意から1年を迎えた2016年12月、支援団体は 釜山の日本領事館前に少女像を設置しました。 地元自治体は一度は撤去しましたが批判が殺到し、像の 最設置を黙認しています。 しかし、外交関係に関する「ウィーン条約」22条は、 大使館などの威厳の侵害防止措置を受け入れ国に定めており、 日本政府は少女像設置がこの規定違反だと対応を求めています。 現金支給事業では、日韓合意時点で生存していた46人中30人が 既に受け取ったそうです。しかし、肝心の韓国政府は、国政介入問題で 朴大統領が職務停止中であり、世論の反発を封じて少女像を撤去する 余力がありません。 何か良い解決策はないものでしょうか…。

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