稚アユ「氷魚」過去最悪の不漁 平年の1割
琵琶湖のアユの稚魚「氷魚(ひうお)」の漁獲量が、漁解禁となった昨年12月から1月までで約9トンにとどまり、過去最悪の不漁となっていることが分かった。滋賀県水産課が8日の県議会環境・農水常任委員会で報告した。1月の魚群調査では平年の1割しか群れを確認できず、アユの不漁は4、5月ごろまで続くと見ている。
例年、この時期の氷魚漁は湖底に突き刺した棒に網を張って傘のような形にし、回遊する氷魚を追い込むエリ…
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