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MAINICHI芸術食堂

映画「サバイバルファミリー」 平凡な毎日が過酷に /愛知

 「ウォーターボーイズ」や「ロボジー」などヒット作を連発する矢口史靖監督が、おなじみの味わいとはガラッと違う新作を届けてくれた。まるでドキュメンタリーのように、俳優たちがボロボロになっていく映画「サバイバルファミリー」は、シビアだが面白く示唆に富んだ物語だ。

 口ばっかりの父と天然な母、無口な大学生の長男にスマホ命の女子高生という鈴木一家は、東京の集合住宅で一緒に暮らしながらもバラバラな4人家族だ。その平凡な毎日がある日、激変する。電気を必要とするあらゆるものがなぜか使えなくなり、交通機関や電話、ガス、水道までが完全に止まってしまう。食料はすぐに底をつき情報も遮断された中、父は家族と自転車で、親戚が暮らす九州に向かう決断をするが……。

 実は機械オンチでパソコンやモバイルが苦手という矢口監督が、いっそのこと全部使えなくなればいいのに、…

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