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技・伝承

飛騨春慶 美しい木目が琥珀色に輝く 木地師と塗師の技術融合 /愛知

ヒノキの香りがする工房で厚さ4ミリの板を曲げて直径約30センチの盆を作る西田さん。材料のヒノキは樹齢200年の天然木で、2年乾燥させてから使う=いずれも岐阜県高山市で

 岐阜県高山市の桜山八幡宮参道のほど近くに西田木工所がある。ヒノキの香りが漂う2階の工房で、伝統工芸士の西田恵一さん(54)が飛騨春慶の盆作りに励んでいた。

 飛騨春慶の歴史は約400年前の江戸時代初期にさかのぼる。寺社の造営をしていた大工の高橋喜左衛門が、作業中に打ち割ったサワラ材の木目の美しさに魅せられ、ハマグリ形の盆を作った。献上された高山城主の金森可重(ありしげ)の長男、重近(しげちか)が気に入り、漆を塗る塗師(ぬし)の成田三右衛門に、木目を生かすため透漆(すきうるし)で仕上げさせたのが始まりとされる。

 茶道を好んだ金森氏の影響から飛騨春慶は茶道具を中心に作られるようになったが、飛騨が天領になると全国…

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