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トヨタ労組要求 ベア4年連続 一時金は実績比減に

 トヨタ自動車労働組合(鶴岡光行委員長、組合員数約6万8000人)は10日、今春闘の要求を正式決定した。賃金のベースアップ(ベア)に相当する「賃金制度改善分」で月3000円(組合員平均)、定期昇給に当たる「賃金制度維持分」で月7300円をそれぞれ求める。ベア要求は4年連続で、15日に会社側に提出する。

     愛知県豊田市で記者会見した鶴岡委員長は「経済状況の見通しが不透明で相当厳しい交渉になると思う。会社との立場の違いを踏まえ、しっかり主張したい」と決意を述べた。

     年間一時金(ボーナス)は前年実績より0.8カ月分少ない6.3カ月分を求める。昨年の円高などで2017年3月期の業績予想が5年ぶりの減収減益になっていることを反映した。非正規の期間従業員については前年実績と同じ日額150円の賃上げを求める。

     トヨタ労組は16年春闘もベア3000円を求めたが、経営側が円高の進行など厳しい経営環境を指摘し、半額の1500円で妥結した。今春闘は減収減益予想に加え、トランプ米大統領の登場で米市場の先行き不透明感が高まっており、交渉の難航が予想される。【竹地広憲】

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