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きねこさ祭

竹に託す今年の運…名古屋

竹の折れた方向で吉凶を占う「きねこさ祭」=名古屋市中村区で2017年2月13日午後0時48分、山口政宣撮影

 長さ8メートルの竹が折れると歓声が上がった。名古屋市中村区の神社「七所社(しちしょしゃ)」に伝わる「きねこさ祭」の川祭りが13日、近くを流れる庄内川であった。川の中に立てた竹が折れた方角で一年の吉凶を占う神事で、今年は真南の「吉」と出た。

 正午過ぎ、後厄の男性10人と子ども2人が下帯姿で長さ約8メートルの竹を担ぎ、威勢よく川に入った。立てた竹に1人がよじ登ると南側に大きくしなり、「バキッ」と音を響かせて折れた。祢宜(ねぎ)の吉田雅彦さん(55)は「曲がり方も音も良かった。平穏な一年になりそうで安心した」と話していた。

 祭りは尾張三大奇祭に数えられ、1000年以上の歴史があるとされる。祭具の「杵(きね)」と、杵からこすり落とした餅を指す「こさ」に由来するという。【長谷部光子】

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