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認可保育所落選通知、1万円分のポイントに

キッズラインはが17日から開始した認可保育所の不承諾通知書の「買い取り」キャンペーンのバナー=キッズライン提供

 インターネット上でベビーシッターの予約・手配事業を展開している「キッズライン」(東京都港区)は17日、認可保育所に入れなかった家庭を対象に「不承諾通知を1万円分で買い取ります」と銘打ったサービスキャンペーンを始めた。

 認可保育所を巡っては昨年2月、落選した母親が「保育園落ちた日本死ね!!!」と題したブログを書いたことをきっかけに国会でも議論となり、新語・流行語大賞でもトップテン入りした。今年も4月に認可保育所へ入園を希望する親たちに対し自治体から入園の可否通知の送付が本格化しているが、ツイッターなどソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上には2月に入って「落ちた」という親の声が相次いで投稿されている。

 希望しても保育所に入れない待機児童は、保護者が育児休業中で「隠れ待機児童」とカウントされる例も含め、全国に約9万人(昨年4月)いるとされる。

 こうした状況を踏まえ、東京▽神奈川▽埼玉▽千葉▽栃木▽茨城▽群馬▽長野▽愛知▽京都▽大阪▽兵庫▽福岡の13都府県でベビーシッターを1時間1000円からで手配しているキッズラインは、認可保育所の利用選考で「不承諾(利用不可や保留など)」の通知を受けた人のうち同社のベビーシッターを初めて利用する人を対象に、初回利用限定ポイント1万円分をプレゼントする。

 応募方法は同社の特設サイトに表示してあり、不承諾通知書を撮影した画像を添付し、通知を受けたときの自分の思いなどを書いて申し込む。募集は3月11日まで、ポイントの利用期間は4月30日まで。

 同社の経沢香保子社長は「(不承諾の)通知を見て、絶望感に満ちた意見がSNS上に多い。キャンペーンを通じて暗い雰囲気を少しでも払拭(ふっしょく)するのをお手伝いしたかった。ポイントを利用してもらうことで、子育て以外のことも考えられる時間を作って気持ちを一度リセットし、ベビーシッターという選択肢があることも知ってもらえれば」と話した。【大村健一/デジタル報道センター】

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