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ストーリー

我が子失った母2人の闘い(その2止) 保育事故防止へ、遺族奔走

自宅のリビングで次男(左から2人目)、長女と遊ぶ栗並えみさんと夫の秀行さん。寛也ちゃんの遺影は左側の畳スペースに置かれている。栗並さん夫妻にはいつまでもかわいい3人の子どもだ=愛知県碧南市で、木葉健二撮影

 

 ◆悲劇の母生まぬため

熱意で国を動かす

 「おやつを詰まらせて救急車で運ばれたので、病院に行ってください」

 2010年10月29日午後、愛知県碧南市の栗並(くりなみ)えみさん(37)は、保育園から突然の電話を受けた。事態がのみ込めないまま乗り込んだ車の中で、「心臓マッサージ」と言われたことを思い出した。とにかく落ち着こうと努め、病院へ急いだ。

 十数分後に着いた救命救急センターの待合室で、泣きはらした担当保育士に「すみません」と頭を下げられた…

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