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羽生、2位も初の4回転4回成功「五輪へ自信に」(スポニチ)

表彰式で並ぶ(左から)2位の羽生結弦、優勝したネイサン・チェン、3位の宇野昌磨=スポニチ提供

フィギュアスケート四大陸選手権最終日・男子フリー(2017年2月19日 韓国・江陵)

 平昌(ピョンチャン)五輪テスト大会を兼ねて行われ、男子フリーではSP3位の羽生結弦(22=ANA)が4回転ジャンプ5本に挑んで初めて4本成功し、フリー1位の今季世界最高206.67点をマークした。合計303.71点で2位に終わったが、4回転ジャンプ5本成功も視野に入り、2連覇を狙う来年の平昌五輪へ向けて手応えをつかんだ。SP1位のネイサン・チェン(17=米国)は5本の4回転ジャンプを着氷し合計307.46点で逃げ切って初優勝。SP2位の宇野昌磨(19=中京大)も初めて4本の4回転ジャンプを着氷し、自己ベストの合計288.05点で3位となった。

 4回転ジャンプが乱れ飛ぶ新時代の幕開けだ。上位3人のうち最初に登場した宇野は4本の4回転ジャンプに着氷した。続いて登場の五輪王者が時代に乗り遅れるわけにはいかなかった。

 羽生は序盤でループ、サルコーの2つの4回転ジャンプを決めた。だが、後半に予定していた4回転サルコー-3回転トーループは2日前のSPに続いて、サルコーが2回転になる失敗を犯した。それでも気持ちは切れない。続く4回転トーループに成功し、3回転半-3回転トーループに降りた時にひらめいた。「体力が少し余っているな」。当初は4回転ジャンプ4本挑戦の予定だったが、1本増やすことを決断。3回転ルッツを外して、4回転トーループを跳んだ。練習でも試みたことのない初めてのチャレンジは見事に成功。「凄く挑戦的にやりました。4回転4本跳ぶことを最重要視しました」。勇気と機転でミスを取り返した。

 今季はフリーでの4回転ジャンプを1本増やして4本にし、ここまで苦戦してきたが、5戦目にして初の4本成功。今季世界最高の206.67点をマークし、ガッツポーズを繰り返した。

 その後、チェンが羽生を上回る4回転ジャンプ5本に着氷した。合計点で勝ったのはSPとフリーで4回転ジャンプ計5本の羽生を上回る計7本降りたチェン。羽生は「正直言うと勝ちたかったな」と本音も漏らしたが「年々やることが大変になって、自分の限界に挑戦している感覚が好き。今回が一番楽しかった銀メダルじゃないかな」とすがすがしい表情で語った。

 この日は平昌五輪と同じ午前10時開始だった。「同じ会場、同じ時間でイメージしながら臨むことができました。五輪へ自信になりました」。昨年末の全日本選手権をインフルエンザで欠場し、最近も風邪気味。関係者は「体力は万全ではない」と明かした。そんな状況でも、イレギュラーとはいえ初めて5本に挑んだ。「まだ現実的じゃないけれど、視野には入ったかな」とチェンと同じ5本の構成に手応えをつかんだ。5本の4回転ジャンプで五輪2連覇へ。そんなシナリオが見えてきた。(スポニチ)

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