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鹿児島知事が運転容認

九州電力の川内原発1号機(手前)=鹿児島県薩摩川内市で、本社ヘリから須賀川理撮影

 鹿児島県の三反園訓(みたぞの・さとし)知事は22日の県議会で、九州電力川内(せんだい)原発1号機(同県薩摩川内市)について「現状では強い対応を取る必要はないと判断している」と述べ、運転を容認する考えを初めて表明した。定期検査で停止していた1号機が昨年12月に運転再開した際、知事は「専門家委員会の議論を踏まえて判断する」として判断を先送りしていたが、運転を事実上追認した。

 川内原発の安全性などを議論する県の専門委はこれまでに2回会合を開き、地震後に九電が1号機で実施した特別点検の結果などを検証。「地震の影響はなかった」とする意見書を今月16日、県に提出した。これを受けた対応について代表質問で長田(おさだ)康秀議員(自民)から聞かれ、答えた。そのうえで知事は「(今後の専門委の議論で)問題あるということになれば強い対応を取ることに変わりありません」と付け加えた。

三反園訓知事=西貴晴撮影

 特別点検と定期検査が続いている2号機については、4月以降の専門委の議論を踏まえ、改めて判断する見通し。

 三反園知事は昨年7月の知事選で「脱原発」を掲げて初当選し、8、9月には2度にわたり川内原発の即時一時停止と再点検を九電に要請。九電はいずれも拒否する一方で、熊本地震の影響の有無を調べる特別点検は実施した。【杣谷健太、遠山和宏】

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