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汚染土

議事録削除は「隠蔽」 自民議員、環境省批判

 東京電力福島第1原発事故に伴う汚染土の再利用基準を決めた非公開会合の議事録から環境省が自らの発言を一部削除していた問題を22日、衆院予算委員会第1分科会で与党議員が取り上げた。自民党の秋本真利議員が「大変な問題で悪質極まりなく隠蔽(いんぺい)以外の何物でもない」と厳しく指摘し、削除前の文書の開示を強く求めた。

     非公開会合は放射線の専門家らを集めて昨年1~5月に開かれ、汚染土1キロ当たりの放射性セシウム濃度8000ベクレルを上限に公共工事に再利用する方針を6月に決めた。環境省は8月に議事録を「全部開示」として公表したが、8000ベクレルに誘導したと受け取れる環境省担当者の発言などが削除されていた。

     秋本議員は「山本(公一)環境相は『発言のポイントのみ記載した会議概要だから、削除したのは事実だが大きな中身については変更ない』と説明していたようだが、これではなぜ8000ベクレルなのかという意思決定過程を事後的に検証できない」と批判。「規制する側の環境省が(再利用を)推進してくれ(と言っており)、だから削ったと疑われても仕方がない」とも指摘した。環境省は「要約したもの」との従来の説明を繰り返し、批判に対しては明確に答えなかった。【日野行介】

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