3Dプリンター
京大チーム、神経再生に成功 体負担軽く
毎日新聞
2017/2/24 08:03(最終更新 2/24 08:26)
有料記事
650文字
- ポスト
- みんなのポストを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
京都大付属病院(京都市左京区)などの研究チームは23日、細胞を立体的に作製できる「バイオ3Dプリンター」を使って、欠損した神経を再生する技術開発に世界で初めて成功したと発表した。従来の治療法に比べ、より体に負担のかからない治療法につながることが期待される。2019年度から人間への移植を開始する方針。【宮川佐知子】
手や足などの末梢(まっしょう)神経を欠損した際、現在はふくらはぎなどから神経を移植する方法がよく取られている。ただふくらはぎの感覚がまひしたり、痛みなどの後遺症が残ったりするのが課題だった。他にコラーゲンなどから作った人工神経を移植する方法もあるが、異物として拒絶反応が起こることもあった。
この記事は有料記事です。
残り346文字(全文650文字)