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将棋

森内がB級1組へ降級 A級22期

降級が決まった森内俊之九段=東京都渋谷区の将棋会館で2017年2月26日午前0時半、小川昌宏撮影

 佐藤天彦(あまひこ)名人(29)への挑戦者を決める第75期名人戦A級順位戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)の最終9回戦4局が25日、東京・将棋会館で指された。稲葉陽(あきら)八段(28)と森内俊之九段(46)の対局は、千日手による差し直しの末、稲葉が勝った。降級争いをしていた佐藤康光九段(47)が勝ったため、名人8期で十八世名人の資格を持つ森内が、22期(名人在位を含む)保ってきたA級の座を初めて失った。

 第60期から第71期までは羽生善治王位(46)と名人位を分け合う存在だったが、第73期のA級で4勝5敗と、順位戦に参加して以来初めての負け越しを喫した。その後も不振が続き、前期は最終局で敗れると降級の可能性があった。今期も開幕から4連敗と不振だったが、年明けから不戦勝を含む2連勝で残留の可能性を高め、最終局に勝てば残留決定までこぎつけた。しかし、最終局で自身が敗れ、佐藤康が勝ったため降級が決まった。

 千日手指し直し局に敗れた森内は、終局直後に報道陣から降級を知らされ、「今期だけでなく、ここ2、3期、内容も結果もあまりよくなかったので、結果は仕方がないのかと。(B級1組では)また新たな気持ちでやっていきたい」と話した。【山村英樹】

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