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五輪への通過点 IH日本女子が初の金

全勝で初優勝し、金メダルを胸に表彰式で受け取った花束を投げて喜ぶスマイルジャパンの選手たち=札幌市豊平区の月寒体育館で2017年2月25日、手塚耕一郎撮影

 冬季アジア札幌大会のアイスホッケー女子最終戦は25日、日本が中国を6-1で降し、5戦全勝の勝ち点15で史上初の金メダルを獲得した。

 日本にとってこの大会初優勝は、疑いのないアジア女王に上り詰めたことを証明する結果にもなった。

 約10分間で5得点。第1ピリオドで勝負を決めた。序盤からシュート力のある20歳、浮田の動きが呼び水となり、ほとんどの時間帯を攻撃エリアで戦う。8分過ぎ、混戦から先制点を決めたのは34歳の久保。以降もゴール前で次々攻勢をかけ、最後は相手GKと1対1になった浮田が狙い澄ましたかのようにパックを浮かせ、5点目をたたき出した。

 ただ、第2ピリオドで大会初失点。世界ランキング7位の日本に対し、他のチームでは中国の16位が最高という状況下での全試合完封の目標を達成できなかったが、FW陣も含めたチェックの厳しさでそれ以上の攻勢は許さず、被シュート数も3本。山中監督が志向するチーム守備も及第点だったと言える。

 アジアから平昌五輪に出場するのは日本と、開催国の韓国だけ。五輪最終予選からの連戦で疲労がたまる中、主将の大沢は今大会優勝を「当然の責任」と言い切った。五輪初勝利を目指すチームだ。この栄冠を「通過点」(山中監督)と捉えるだけの力はつけている。【岩壁峻】

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