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女子高生の4人に1人が「頭痛」を自覚

 スマートフォンを使う女子高校生の4人に1人が「頭痛などの体調不良になる回数が増えた」と自覚している--。情報セキュリティー企業のデジタルアーツが全国の小中高校生を対象にした実態調査で、こんな現状が明らかになった。子どもたちがもっとも信頼している情報源は「テレビ局」(39%)で、「どこも信用していない」も23.6%に上った。

    ◇「使いすぎ注意された」女子高校生の6割

     調査は、携帯電話とスマホの利用実態について、今年1月10~16日にインターネット上で実施。小学4年~高校3年の児童生徒計618人が回答した(小中学生は保護者が代理回答)。

     携帯電話やスマホを使い始めてから「いらいらするようになった」「歩きながら使って、人や物にぶつかった」など22項目の経験の有無を聞いたところ、一つ以上「ある」と答えた割合は女子高校生で8割以上に上った。女子高校生の回答でもっとも多かったのは「四六時中使いすぎていると注意された」で58.3%。続いて「寝落ちするまでいじっていた」が51.5%、「寝不足で頭がぼーっとした」が30.1%。「頭痛などの体調不良になる回数が増えた」は26.2%で、前年の14.6%から倍増した。

     「信頼している情報源」について、テレビ局、新聞社のほかYoutube、ポータルサイト、まとめサイトなど11媒体から一つ選ぶ質問では、女子中学生の33%が「どこも信用していない」と回答。全体としては「テレビ局」が最多で39.3%の支持を得た。新聞は21.8%にとどまった。

    ◇ネットへの危険意識は低下

     調査では、日常生活への浸透ぶりとは裏腹に、ネットに対する危険意識の低さが浮き彫りになった。「個人情報の漏えい」「アカウント乗っ取り」といったトラブルの当事者になると思ったことは「特にない」が6割。自身が違法行為をしないために気をつけていることも、3人に1人が「特にない」と回答した。

     女子高校生の過半数が「他人を侮辱しない」よう気をつけていたが、他人を脅さないように気を付けている割合は26.2%と、2015年6月に同じ質問をした際の52.4%から半減。「他人を自殺に追い込むような書き込みをしない」も34%で、同56.3%から大きく減った。同社は「違法行為についての意識が低くなっており、注意喚起が必要だ」とみる。

    ◇「小遣い稼ぎ」平均月1万円

     ネット上で「小遣い稼ぎ」をしたことがあると答えたのは女子高校生の81.6%。男子高校生は73.8%で、前年の調査から男女が逆転した。金額は平均で月1万円前後。小遣い稼ぎの方法は主に「ポイント交換」で78.4%だった。「自分の物を販売」して小遣いを稼ぐと答えたのは全体で18.8%いたが、女子高校生は3割と突出していた。不要品を簡単に売り買いできるフリマ(フリーマーケット)アプリの利用が広がっているとみられる。

     使用している端末では、スマホの割合が8割。小学生でも6割を超え、前年の37.9%から急増した。女子高校生はスマホ利用が、2011年の調査開始以来初めて100%に達した。使う頻度の高いアプリは、全体ではLINE、Youtubeなどで、女子高校生にはインスタグラム、SNOW、メルカリなどの人気が高い。【岡礼子/デジタル報道センター】

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