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 愛知県安城市のJR東海道線の踏切で2日朝に下り普通電車が乗用車と衝突して脱線した事故で、愛知県警安城署は3日、乗用車を運転していて死亡した男性の身元を県警保安課の佐藤統彦(のりひこ)警部補(43)と発表した。車は電車が通過する直前に踏切に進入しており、同署は事故の状況を調べている。

     捜査関係者によると、佐藤警部補には個人的なトラブルがあったとされる。

     安城署は3日、遺体を解剖し、歯型で佐藤警部補と断定した。死因は多発性外傷で即死とみられる。車は警部補の所有だった。

     県警やJR東海によると、事故は2日午前6時55分ごろに東海道線西岡崎-安城駅間の踏切で起きた。踏切に進入した車と豊橋発岐阜行き下り普通電車(6両編成)が衝突し、電車は約340メートル進んで停車して、先頭車両の前部台車が脱線した。電車には乗客約280人がおり、体調不良を訴えた3人が病院に運ばれた。東海道線は全面運転再開に約13時間かかり、約8万7800人に影響した。

     踏切には警報機、遮断機があり正常に作動していたという。電車の運転士は「踏切内に車が入ってきて、急ブレーキをかけたが間に合わなかった」と説明している。車は線路脇の電柱にぶつかって炎上した。

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