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佐治博士のへえ~そうなんだ!?

/114 飛鳥2で船内講義 /愛知

星空模様 地球感じるいい教材

 周囲を見渡してもそこは青い海。聞こえるのは、20ノット(時速37キロ)で航行する35万馬力の巨大船がかきわける水の音ばかり。時折デッキにたたきつけるスコールがやむと、海の彼方に巨大な虹の橋がかかります。飛鳥2での船内講義と南半球の星空案内の講師として3週間ほど業務乗船しました。硫黄島、サイパン、グアム、パラオと、第二次世界大戦での激戦地に沿うように南下して、北緯4度47分、東経129度51分の洋上で誕生日を迎えましたが、一人デッキから紺碧(こんぺき)の海面をのぞき込んでいると、波の音に混じって、この海底の奥深く敵味方の区別なく今も眠る多くの将兵たちの呻吟(しんぎん)が聞こえてくるようで、胸が痛みました。

 しかしさらに衝撃的だったのは、船全体が赤道通過祭でお祭りムードに包まれていた日の夕刻、最後尾デッキ…

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