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稲田防衛相

「教育勅語自体が全く誤りというのは違う」

参院予算委員会で質問に答える稲田朋美防衛相=国会内で2017年3月8日午後1時19分、川田雅浩撮影

参院予算委 「勅語の精神は道義国家を目指すこと」

 稲田朋美防衛相は8日の参院予算委員会で、明治憲法下の教育理念である教育勅語について「『日本が道義国家を目指すべきだ』という精神は取り戻すべきだ」と述べた。教育勅語は「基本的人権を損ない、国際信義に疑いを残す」として1948年に衆参両院で排除と失効確認が決議された。稲田氏に対し、資質を問う声が上がる可能性がある。

 大阪市の学校法人「森友学園」の幼稚園で園児が教育勅語を暗唱させられていたことに関し、福島瑞穂氏(社民)が見解をただした。稲田氏は「勅語の精神は親孝行、友達を大切にする、夫婦仲良くする、高い倫理観で世界中から尊敬される道義国家を目指すことだ」と発言。「全く誤っているというのは違う」と語った。

 また「今も三重県では校庭に教育勅語の碑を置き、父母の日に勅語を全て写させている高校もある」と指摘。福島氏は「教育勅語が戦前、戦争への道につながり、道徳規範として問題を起こした」と批判した。

 稲田氏は一方、学園の籠池泰典理事長との関係について「私のパーティーに来ていた記憶はあるが、10年ぐらい会ったことも話したこともない」と述べた。【光田宗義】

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