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災害アーカイブ

2007年猛暑 40.9度、当時の国内最高気温

熱中症による救急搬送人数(6~9月)と死者数

 6、7月は張り出しの弱かった太平洋高気圧が、8月になると例年より北西へ移動し、列島付近を覆った。フィリピン付近で大気の対流活動が活発になったことなどが原因で、同月中旬ごろから猛暑となった。16日に埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市で共に40・9度を記録し、当時の国内最高を74年ぶりに塗り替えた。

     13~16日の4日間だけで全国81地点が観測史上1位の最高気温を記録するなど、8月にアメダスを含む全国821地点中、101地点で観測史上最高を更新した。9月になっても太平洋高気圧に覆われ同月の平均気温は東海を除く東北から九州で平年より2度以上高かった。9月の平均気温も全153の気象台と測候所のうち64地点で最高値を更新した。

     熱中症による死者や救急搬送者が増加。総務省消防庁はそれまで、救急搬送人数と熱中症患者数を集計していなかったが、8月に政令市など20都市で緊急調査を実施。過去の記録もさかのぼって集計したところ、同月の救急搬送人数は14万8494人と過去4年で最多となり、うち熱中症患者の割合は過去3年の平均の3倍にあたる2・7%だった。毎日新聞の集計では8月16日だけでも埼玉や愛知、京都などで12人が熱中症で亡くなった。

     国は12月、総務省消防庁など関係5省庁による初めての熱中症関係省庁連絡会議を開いた。気象庁は2011年から高温注意情報を出すようになった。13年には7月を熱中症予防強化月間に指定した。【山崎征克】


     <2007年8月16日>埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市で当時の国内最高40.9度

     <8月の最高気温>全国101地点で最高気温が観測史上1位

     <8月の猛暑日>埼玉県熊谷市19日間▽岐阜県多治見市20日間▽京都市18日間▽熊本市18日間

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