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千葉・蘇我火力発電所

環境相「事業実施再検討も選択肢」

意見書を世耕弘成経産相に提出

 JFEスチールと中国電力が千葉市で計画する蘇我火力発電所(仮称、107万キロワット)について、山本公一環境相は10日、環境影響評価法に基づき、事業実施の再検討も選択肢とするよう求める意見書を、世耕弘成経済産業相に提出した。

     石炭火力発電は、天然ガスなどを燃料とする場合より二酸化炭素(CO2)排出が多い。環境省は経産省との間で昨年2月、CO2排出規制導入の条件付きで新設に合意した。

     意見書は「排出削減の道筋が描けない場合、事業実施の再検討を含めてあらゆる選択肢を検討することが重要だ」と指摘、事業者と経産省に取り組みの強化を求めた。対策が不十分な場合は今後、石炭火力発電所の計画を「是認できなくなる恐れもある」とした。

     山本環境相は経産省との合意は維持するとしながら「事業リスクが極めて高いことを自覚してほしい」と述べ、自主的な計画撤回に期待感をにじませた。

     一方、世耕経産相は「事業の中止を求めているわけではないと思っている。環境相意見を十分勘案し、経産相意見を出したい」と述べた。

     日本は2030年度までに温室効果ガス排出量を13年度比26%削減すると公約しているが、石炭火力発電所の新増設は2月現在で約1940万キロワット分の計画があり、このままでは達成できない恐れがある。【久野華代】

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